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(この記事は2007/7に掲載しました)
薬には一般の薬局・薬店の店頭で販売される一般用医薬品と 医療機関で使われる医療用医薬品があります。更に医療用は、新薬とジェネリック医薬品に分けられます。
ジェネリック医薬品は、新薬の特許が切れた後に厚生労働省の承認を得て発売されるお薬で、後発品(後発医薬品)と呼ばれています。
ジェネリック医薬品は新薬(先発医薬品)と同じ成分、同じ効果のお薬で、特許の使用料などの必要も無く、なお且つ安全性・有効性がすでに確立されている医薬品なので、経済的な面でも患者にとってありがたい存在です。
ジェネリック医薬品は様々な疾患に対しておよそ5,000種類以上の品目があります。しかし、新薬の特許が切れていなければジェネリック製品が製造・販売できないので、ジェネリック医薬品が存在しない場合もあります。
ところが、バイアグラは現在特許期間中にもかかわらず、国際特許を認めていない国などで製造されたジェネリック製品にシェアを奪われて、その危機感から輸入差し止め申し立てを行ったとみられる。
今回話題となっているバイアグラのジェネリック製品の輸入差し止め問題は2007年6月「バイアグラ」を製造販売するファイザー(東京都渋谷区)は25日、バイアグラの特許権を侵害する薬剤の輸入差し止め申し立てを、財務省が受理したと発表した。規制の期間は今月18日から3年間。財務省によると、03年から制度化された特許権に関する輸入差し止めで、医薬品が対象になったのは初めてとか。
正確には、『シルデナフィルを含有するバイアグラ以外の医薬品の輸入通関を認めず、税関の判断にて没収破棄可能とする措置が発動した』ということらしいが今回の措置の目的は、個人輸入を装って医薬品を輸入、転売している業者の取締りが目的のようで、個人が少量を薬事法の範囲内で個人輸入することには影響はないとの見方が大勢のようだ。
【参考資料】
■ジェネリック医薬品の種類
5,000種類以上の品目がありますが、全ての新薬に対してジェネリック医薬品があるわけではありません。それに、日本ではジェネリック医薬品の存在や使用はまだまだマイナーで、最近になってようやくテレビのCMなどで徐々に知られるようになってきたようですが、ほとんどの人がジェネリック医薬品の名前すら知らないというのが現状のようです。
国内でのジェネリック医薬品の使用は2000年に約600億円だった売上高が近年大幅に増加し、03年には約860億円と約43%増えた。しかし、数量ベースで全医薬品に占める後発品のシェアを見ると、アメリカ53%、イギリス55.4%、ドイツ41.1%と欧米諸国では5割前後のシェアを有しているのに対して、日本は16.4%とまだ少ないものです。
厚生労働省は、患者の経済的負担の軽減や医療保険財政の効率化に役立つとして、その普及に期待をよせている。
欧米並みに後発品が普及すれば、年間約1兆円の医療費削減も可能だという後発品業界における試算もある。
日本ではまだまだ医薬品業界の問題や、体制が整っていないため、ジェネリック医薬品の普及が遅れています。
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