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(この記事は2007/8に掲載しました)
この事件をうけてか、胡錦濤主席は本年(2007)4月23日、「食品安全」に関する党政治局による集団学習会で、「民衆の利益にかかわる食の安全を全面的に強化せよ」と指示したという。
また、5月には各地方政府に対し、食品安全事故に関する緊急対処法、通報体制の整備、問題企業の「ブラックリスト」づくりなどを指示。今後、食品輸出管理を一段と強化する方針のようだ。
「食品安全衛生法」の起草や、安全性が確認できない食品などのリコール制度も認める意向といわれる。
しかし、こうした取り組みが、ただちに奏功するかどうかは疑問で、新華社通信によると、中国で食品を生産している企業約45万社のうち35%、16万社が無許可営業。全体の60%は出荷にあたって、安全検査も行っていないという。
ひるがえって、わが日本国内ではと言うと、特に「精力剤」や「ダイエット医薬品(サプリを含む)」等で健康被害が多発している。偽バイアグラなどはその代表的なものだろう。
これに関しては、いわゆる「精力剤」と銘打った製品にバイアグラの成分である「シルデナフィル」を含有させた物から、悪質な物では医薬品成分として認められていない「シルデナフィル」と類似した科学成分を混入させた物まで「漢方薬」と称して輸入された物が既に相当な量が日本国内にも出回っているようだ。個々の商品名で違法な成分が検出された物の一覧も発表されているのでお心当たりのある方は参考としてください。
厚生労働省:医薬品成分(シルデナフィル及び類似成分)が検出されたいわゆる健康食品について
何かと問題の多い中国だが、その一方で中国の「開放政策」を先取りする形で新しい動きも見られるようだ。
中国漢方と言えばやはり、長い歴史と伝統がある優れた医療手段として捨てがたい魅力がある。
そこに眼をつけたのはアメリカ企業で、米国HVRIPU合弁会社:広東美麗康保健品有限会社ではアメリカ合衆国FDA「アメリカ食品医薬品局」の厳密な検査および承認審査を受け合格している製品を発表し、国際的にもその「安全性」をアピールした新しい商品を送り出してきているようだ。
しかし筆者は、個人的にはやはりその風評被害を心配するのだが・・・。
今後どうなってゆくのか見守りたいところだ。
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